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なぜ人は太るのか?肥満を防止しダイエットするための「ボーンブロス食事術」

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こんにちは!ダイエットとリバウンドを繰り返してきたソンドです。
不思議なのは若い頃に比べて代謝も落ちて運動量も減ってるのに、食欲が全く落ちないことです。そう感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこでこちらの記事では、なぜ人は食べ過ぎてしまうのか、はたまたなぜ人は太るのかについてご紹介していきます。

目次

  1. 太る原因① 学生時代の食事量を維持してしまう
  2. 太る原因② 間食など頻繁に食事を摂る
  3. 肥満解消のため「グルカゴン」をはたらかせる
  4. 「ファスティング」で食べ過ぎを抑制する
    1. 無理なく始められる「プチファスティング」
  5. ファスティングを効果的に行うための「ボーンブロス」
    1. ボーンブロスとは?
    2. ダイエット時の食事にボーンブロスを使うメリット
  6. 間食をやめて栄養満点なボーンブロス料理で心と身体を満たす
  7. タンパク質中心の食生活を
    1. 身体はアミノ酸でできている
  8. タンパク質と一緒に摂るべき「ビタミン類」
  9. ボーンブロスを食事に使うメリット
  10. ボーンブロスダイエット
    1. ボーンブロスを使ったアレンジレシピをご紹介

太る原因① 学生時代の食事量を維持してしまう

学生の頃、運動部に所属していた人が大人になっても食欲が衰えず、どんどん肥満化してしまう人がいます。
運動をしているときにはエネルギー源として炭水化物に含まれる“糖質”が必要ですが、糖質は消費されないと脂肪になってしまいます。
運動部を引退後も同じ量の食事を摂っていると、エネルギーとして使われなかった糖質が脂肪として蓄積されてしまいます。
ただ現役時代に白米などの炭水化物を食べ過ぎているので、運動をやめても脳が“糖質”を欲しがってしまうのです。
また運動をやめて筋肉量が落ちた結果、代謝も落ちてしまうためよりエネルギーの消費は低下してしまいます。
そうして若い頃と同じように食事をしているとどんどん太ってしまうのです。

太る原因② 間食など頻繁に食事を摂る

人は食事をとると血糖値が上がり、それを抑えるために「インスリン」というホルモンが分泌されます。
するとそのインスリンのはたらきにより満腹中枢が刺激され食欲が満たされます。
インスリンの分泌状態が常に高いと、満腹中枢がなかなか刺激されなくなり食べ過ぎに陥ってしまいます

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インスリンは「貯蔵」のホルモンです。食事を摂ると、エネルギーをグリコーゲン(筋肉の収縮にはたらくホルモン)と脂肪として蓄えます。
間食など頻繁に食事を摂る人は、インスリンの分泌が常に高い状態にあるので食べ過ぎに陥ることが多く、肥満の原因となってしまうのです。

肥満解消のため「グルカゴン」をはたらかせる

食事と食事の間、血中のインスリン値は次第に低下し、蓄えた脂肪をエネルギーとして使うようになります。
このときに「グルカゴン」というホルモンがはたらきます。
肥満を解消するにはこの「インスリン」と「グルカゴン」のホルモンバランスを整え、食べ過ぎを抑え脂肪を消費させることが大切です。
つまり間食をやめるなど食事の間隔を調整し、グルカゴンをはたらかせて蓄えたエネルギーを消費すればいいのです。

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「ファスティング」で食べ過ぎを抑制する

「ファスティング」とは、半日から3日ほどの期間、食べ物を摂らず水や酵素ドリンクなどで過ごし、身体に溜まった毒素や老廃物を排出させ、身体が本来持ってる力を引き出すという考えに基づいて行うダイエットプログラムです。
私が以前体験したファスティングプログラム「ヒポクラティック・サナトリウム」の先生は、1日に食事を何度も摂るから病気になるといったことを仰っていました。どんな病気も食べなきゃ治るとのことです。
生活習慣病などのありとあらゆる病気は暴飲暴食などの食べ過ぎによって起きてしまうということでした。
食事の間隔を空けることで「インスリン」の分泌を調整し、ホルモンバランスを整えることができます。
それにより食べ過ぎを抑制しエネルギーの消費を促進させ、痩せやすい身体をつくっていくことができます。
「ファスティング」についてはこちらの記事で詳しくご説明しておりますので、ぜひご覧ください。

無理なく始められる「プチファスティング」

「プチファスティング」や「間欠的ファスティング」と呼ばれる食事プログラムは、食事の間を16〜24時間空けることを週2〜3回断続的に行うことを指します。
例えば、「1日の最後に摂る食事〜翌日の最初に摂る食事」の間隔を十分に長く空けることにより行うことができます。
普段1日に3食摂る人は、20時に夕食を食べ終わったとして、それから間食を摂らずに次の日の朝ごはんを抜くだけでも16時間くらいの「プチファスティング」を行うことができますね。

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ファスティングを効果的に行うための「ボーンブロス」

ファスティングでは、食べるときの食事の栄養面を充実させるかが大切です。
その食事にヘルシースープとして話題の「ボーンブロス」を活用するのが効果的です。
例えばファスティング期間の間の普段の食事を「ボーンブロス」にすることで、しっかりと栄養素を摂りながらインスリンの分泌を抑えることができます(具を入れずに固形物は摂らない)。
ボーンブロスを活用したファスティング術について書かれた本も出版されておりますので、こちらも参考にしてみてください。

ボーンブロスとは?

牛や豚、鶏、魚などの骨を煮込んで作られるスープのことを「ボーンブロス」といいます。
ボーンブロスには、身体にとって必要不可欠な様々なアミノ酸が豊富に含まれています。
このボーンブロスを使いお肉や野菜をふんだんに入れた鍋にすることで、簡単に美味しく栄養価の高い食事が摂ることができます。

ダイエット時の食事にボーンブロスを使うメリット

(1) 固形物を食べるとインスリンの分泌が始まりますが、ボーンブロスは具を入れなくても栄養素がスープに溶け出しているため、飲んでもインスリンがそれほど分泌されません。
(2) コラーゲンが豊富なため、ダイエットで荒れがちなお肌や髪に内側から潤いを与えてくれます。
(3) 成長ホルモンを促進するアミノ酸「アルギニン」が豊富なため、食後の代謝も上がり身体が熱くなり、発汗効果が期待できます。
(4) 腸内環境を整える「グルタミン」が豊富で、食事によるアミノ酸の吸収力を高める効果があり、ダイエットによる疲労の回復に効果的です。
(5) ボーンブロスに豊富に含まれる「グリシン」には、睡眠リズムの調整や快眠効果があり、睡眠中の成長ホルモンの分泌に効果的です。

間食をやめて栄養満点なボーンブロス料理で心と身体を満たす

空腹時のインスリンレベルが低下すると、グルカゴンが分泌されやすくなり、脂肪を燃焼しやすくなります。
そうして古い細胞が燃焼され成長ホルモンの分泌も刺激され、アンチエイジング効果が期待できます。
もちろん糖質制限やカロリー制限を取り入れると更なる効果が見込めますが、とてもつらいです。
それよりも食べ過ぎなくても満足できるホルモンバランスのとれた食生活を目指しましょう。

タンパク質中心の食生活を

また普段の食事から「タンパク質」を積極的に摂ることで健康的で痩せやすい身体になります。

身体はアミノ酸でできている

筋肉や血管、皮膚、髪の毛、爪など、身体のほとんどの組織を作っているのは「タンパク質」であり、そのタンパク質は「アミノ酸」から構成されています。
それぞれの食材で結合していたアミノ酸は、胃と腸で吸収され、血液を通してそれぞれ身体の必要としている箇所に運ばれ、再合成して吸収されます。
筋肉や皮膚、髪、血管など作られる箇所によって組み合わせは異なりますが、人間の身体に必要な20種類のアミノ酸の組み合わせで身体は作られているのです。
アミノ酸についてはこちらの記事で詳しくご紹介しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。

タンパク質と一緒に摂るべき「ビタミン類」

タンパク質を摂取し、アミノ酸の血中濃度が上がることで筋肉や肌の合成が始まりますが、タンパク質の摂取量が十分でないと合成のスイッチは入りません。
アミノ酸の血中濃度を維持するには、食事毎に最低でも20〜30gのタンパク質の摂取が必要です。
またビタミンD、ビタミンC、ビタミンB群、亜鉛やカルシウムなどを一緒に摂ることで効率よくアミノ酸を吸収することができるのです。
お肉やご飯だけをたくさん食べても効率よくアミノ酸を摂取することはできません。
つまりボーンブロスでお肉や野菜を煮込んだ鍋料理は、美味しく効率よくアミノ酸やビタミン類を摂取できる理想的な料理です。

ボーンブロスを食事に使うメリット

(1) ボーンブロスに豊富に含まれる「グルタミン」には腸粘膜を修復・改善して腸内環境を整えるため、効率よくアミノ酸を吸収することができます。
(2) お肉も焼くよりは煮込んだほうがタンパク質として効果的に取り入れることができます。ボーンブロスでお肉を煮込み、そこに野菜も入れて煮込むことで、タンパク質やビタミンがスープに溶け出し余すことなく摂取することができます。
(3) ボーンブロスはうまみ成分「グルタミン酸」も豊富なため、僅かな塩で十分美味しくダイエットのストレスを発散してくれます。
(4) ボーンブロスに豊富に含まれる「グリシン」には睡眠リズムの調整や快眠効果があり、睡眠中の基礎代謝も活発になります。

ボーンブロスダイエット

「1日の最後に摂る食事〜翌日の最初に摂る食事」の間隔を十分に長く空け、週に2回は朝食を具のないボーンブロススープにしましょう。
お昼はタンパク質と野菜もしっかり摂れる定食屋さんなどがおすすめです。※なるべく粉物は避ける
夜はボーンブロスで鍋をすることで、タンパク質とビタミン類を美味しく効率よく摂りましょう。お腹いっぱい食べても問題ありません。※炭水化物を摂るなら粉物は避けご飯にする
そして鍋のスープは残しておき、翌日の朝食にしましょう。

このような食生活を続けていけば、朝食が毎日スープだけでむしろ朝食を抜いてもストレスなく過ごせるようになると思います。
私自身もう5年以上朝食を摂っていませんが、何のストレスもなく午前中の仕事も捗ります。
お昼ご飯もとても美味しく感じますし、夜ご飯もとても充実します。
毎日ボーンブロスを使った食事をする必要はありませんが、タンパク質中心の食生活を心がけることが大切です。
ボーンブロスがあると簡単に効率よくタンパク質を食事に取り入れることができるのです。

ボーンブロスを使ったアレンジレシピをご紹介

こちらのブログではRich Soupのボーンブロスを活用したレシピを多数ご紹介しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。