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【レシピ】旨味も栄養もありったけ詰め込んだボーンブロス「本格ビーフカレー」

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こんにちは!カレー屋さんを見つけると入らずにはいられないほどカレー好きなソンドです。
みんな大好きなカレーを、ボーンブロスで旨味も栄養もたっぷりに作ってみました。
私の子どもの頃のカレーといえばりんごとはちみつでお馴染みのバーモントカレーでした。具材は豚肉とじゃがいも、にんじん、玉ねぎが定番で、味付けにケチャップを加えたり、ソースを入れてみたり、あとはお肉が牛肉になるか鶏肉になるかの違いはあるにせよ、ほとんどの家庭でカレーは同じような味だったと思います。その後大人になった頃にインドカレーに出会い、バターチキンカレーとナンを食べた衝撃は今も忘れません。
家でもカレーはよく作ります。
ただし、うちには野球をしてる中学生の息子がいるので「完全栄養食」になりうるカレー、プロテインにも勝るカレーを作ってます。

目次

  1. 動画でご紹介しています!
  2. 材料
  3. 調理方法
    1. 牛すね肉の下ごしらえ
    2. チャツネ作り
    3. カレー作り
  4. ポイント① 水の代わりに「ボーンブロス」を使う
  5. ポイント② 「牛すね肉」で脂質を極力カット
  6. ポイント③ 超便利な保温調理グッズ「鍋帽子」
  7. ポイント④ タンパク質の吸収を高める特製「チャツネ」
  8. ポイント⑤ タンパク質の吸収を高める「玉ねぎ」と脂質を分解する「トマト」
  9. ボーンブロスを活用したレシピ一覧

動画でご紹介しています!

材料

ボーンブロス 750g(タンパク質41.25g 825Kcal)
牛すね肉 1.5kg(タンパク質300g・2100kcal)
玉ねぎ 4個(タンパク質8g・280kcal)
にんじん 1本(タンパク質1g・60kcal)
SBカレー粉 50g (タンパク質6.5g・200kcal)
にんにく 30g
生姜 30g
トマト缶 400g(タンパク質1.8g・40kcal)
オリーブオイル 少々
チャツネ 50g(タンパク質3g・350kcal)
−パイナップル 1個
−バナナ 1本
−黒糖 200g

タンパク質・カロリー計
タンパク質273g・3895kcal(タンパク質27.3g・389kcal/1人前)

調理方法

牛すね肉の下ごしらえ

(1) 牛すね肉を沸騰させたお湯で煮込み、アクをしっかりと取ります。お湯とアクを切ったら再度鍋に牛すね肉と水を入れ沸騰させます。

(2) 沸騰したら火からおろし、鍋帽子を被せ3時間以上保温調理を行います。
※鍋帽子については後ほどご紹介しています

チャツネ作り

(3) カレーの隠し味となるチャツネを作ります。バナナとパイナップルをハンドブレンダーでとろとろになるまで撹拌します。

(4) 撹拌できたら鍋に移し、黒糖を加え中火で加熱しながら焦げないように混ぜ合わせます。しっかり混ぜ合わさったら火からおろし粗熱をとります。

カレー作り

(5) みじん切りにした玉ねぎとにんじんを炒め、にんにく、生姜、トマト缶を加え炒め合わせます。

(6) そこにボーンブロス750gを加え、チャツネを加え混ぜ合わせます。

(7) SBカレー粉を加え、塩で味を整えます。

(8) 火からおろし鍋帽子を被せ、3時間以上寝かせたら本格ビーフカレーのできあがりです!

ポイント① 水の代わりに「ボーンブロス」を使う

カレーは普通、水で具材を煮込みそこにルーを入れで作りますが、僕はボーンブロスで煮込みます。
「ボーンブロス」とは牛や豚、鶏肉や魚など、食材の骨を煮込んで摂ったスープの事です。
特殊製法で炊き出したリッチスープのボーンブロスは特に栄養価が高く、身体の構築に欠かせない様々なアミノ酸が豊富に含まれています。そのリッチスープのボーンブロスを使って具材を煮込みます。

ポイント② 「牛すね肉」で脂質を極力カット

カレーは太るというイメージをもっている方は多くいらっしゃると思いますが市販のルーを使わずに肉の脂もしっかり取って調理すれば、栄養満点の薬膳スープであると言っても過言ではありません。
使用するお肉は国産の牛すね肉。牛すね肉は筋肉質で筋が多く硬いのですが、煮込むこおでこの筋からコラーゲン質が溶け出し、強烈な旨味が出てきます。
デメリットは煮込むのに時間がかかることですが、この旨味を一度味わうと牛すね肉を使わずにはいれません。
美味しく煮込むポイントは、牛すね肉を大きめのサイコロ状にカットし、しっかり沸騰させたお湯で煮込みます。そうしてアクをしっかり出し切ってしまいます。
そしたら水洗いをして、お肉をしっかり洗います。そしてもう一度水から茹でます。圧力鍋を使って一気に柔らかくしたいところですが、うちでは鍋帽子を使います。

ポイント③ 超便利な保温調理グッズ「鍋帽子」

鍋が置けるほどの大きさの座布団と、その鍋を覆い被せるほどの帽子のような蓋の事です。
鍋帽子の調理法というのは、鋳物の鍋などで数分煮込んだ調理を、この座布団にのせて、帽子を被せて保温。
およそ3時間くらいまで、70〜80度の保温料理が可能というもので、沸騰させて、長く煮込んだものよりも、じっくり美味しく煮えるので、肉や野菜の旨みをぎゅっと濃縮したような優しい味に仕上がる調理法です。煮込み料理をするのにこれほど素晴らしい調理道具はありません。お肉を煮込む鍋の中が沸騰したら蓋を閉めて、鍋をそのまま鍋帽子に入れるだけで、後は待つだけ。3時間もしたら柔らかく、しっとりとした美味しいお肉の下ごしらえが完成です。この時に採れたスープには強烈な旨みと栄養素があるので、このスープをボーンブロスと合わせます。

ポイント④ タンパク質の吸収を高める特製「チャツネ」

先ずは添加物を加えずにカレーの旨みを出すのに特製チャッツネを作ります。チャッツネとはジャムのような物で、カレーの旨みを出すのに使います。タンパク質を分解する酵素「プロテアーゼ」が多く含まれる食材として
タマネギ、りんご、パイナップル、キウイフルーツ、パパイヤなどがありますが、南国のさわやかな香り漂うパイナップルを黒糖と合わせてチャッツネにしていきます。黒糖はコクや旨みが濃く、ビタミン、ミネラルが多く他の砂糖に比べてカロリーやGI値も低いのでおすすめです。また消化吸収が良いバナナもそこに加えていきます。
ちなみにお肉を食べた後にパイナップルを食べるとタンパク質の吸収を高める効果が期待できますから、おすすめです。ブラジルの牛肉料理で有名なシュラスコは焼いたパイナップルが出てきますがお肉との相性が良く、納得ですね!

ポイント⑤ タンパク質の吸収を高める「玉ねぎ」と脂質を分解する「トマト」

タンパク質の吸収を高めるタマネギと脂質を分解するトマトはカレーを作るのに欠かせない食材です。
先ずは玉ねぎとにんじんをみじん切りにして、オリーブオイルでニンニク、生姜としっかり炒めていきます。そこにトマト缶を合わせます。そこにボーンブロスと牛すね肉で摂ったスープを合わせ、柔らかく煮込まれた牛すね肉を加えます。
塩、チャツネ、SBの赤缶カレーを加えたら、一度しっかり沸かせます。
そしてここでもう一度鍋帽子の登場です。3時間もしたらお肉にも味が染み込んで美味しいカレーの完成です。(一度にたくさん作って小分けにして冷凍しても美味しく食べられるのもカレーの魅力ですよね。)

このように手間と時間はかかりますが、お店では採算が合わない為、決してメニューになる事はないほどのカレーの出来上がりです。添加物を一切使用せずに、栄養満点の薬膳カレーがリッチスープのボーンブロスがあれば作れます。今回は大掛かりなレシピの紹介でしたが、他にもボーンブロスを使った簡単レシピを多数紹介していきますので、参考にしてみてください。

ボーンブロスを活用したレシピ一覧

ボーンブロスには天然のうまみ成分であるアミノ酸「グルタミン」が豊富に含まれており、肉や魚、野菜を煮込んで塩などのシンプルな味付けをすれば本格的なスープ・鍋料理ができあがります。
Rich Soupのボーンブロスを活用したレシピを多数ご紹介しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。