1. HOME
  2. 参鶏湯
  3. ボーンブロスで作る薬膳料理「参鶏湯(サムゲタン) 」
参鶏湯

ボーンブロスで作る薬膳料理「参鶏湯(サムゲタン) 」

参鶏湯

ボーンブロスとは?

ボーンブロスとは牛や豚、鶏肉や魚など、食材の骨を煮込んで摂ったスープの事です。
このボーンブロスの歴史は古く、メソポタミア時代より食べられてきとされています。古来より滋養強壮に良い料理として世界中で親しまられできました。

韓国ではボーンブロス料理は日常食

このように世界中で親しまられてきたボーンブロス料理ですが、特に韓国ではボーンブロス料理をよく食べます。それも肉や野菜をたっぷりにこんだ栄養満点のスープにして食べます。
そんな韓国料理の中でも「滋養強壮」に良い料理の代表とされるのが「参鶏湯」です。「参鶏湯」は鶏の腹から内臓を出し、そこに高麗人参ともち米、干しナツメ、栗、松の実、ニンニクを詰めた後、水に入れてじっくり煮込む料理です。薬膳料理としても理想的な滋養強壮料理と言えるでしょう。

体力が落ちた時などの回復食として古くから親しまれてきた参鶏湯

薬膳、漢方では鶏肉は胃腸の働きを活発にして、食欲不振や消化不良、冷えによる下痢や嘔吐などを改善し、スタミナ不足や慢性疲労も解消すると言われています。
また鶏肉と非常に相性の良い食材がニンニクと生姜です。身体を温める効果が非常に強いとされ、抗菌作用もたかく食欲不振に良いとされています。

そこに合わせる高麗人参、ナツメ、栗、松の実も薬膳効果は高く、疲労倦怠感、食欲不振、衰弱、真剣疲労、便秘改善、美肌効果など効能は様々で、鶏肉との食べ合わせの相性も非常に良いので、「参鶏湯」は正に滋養強壮にうってつけの料理と言えるでしょう。

ボーンブロスで参鶏湯に美味しさと栄養素をプラスする

「参鶏湯」はそもそも立派なボーンブロス料理ですが、水で鶏一羽の骨の量を炊くよりも、ボーンブロスで鶏一羽を炊いたらより高い栄養素が摂れます。味もより一層コクと深みが増して美味しくなります。実際に韓国の本場では牛骨スープで参鶏湯を作るお店も少なくありません。

参鶏湯以外のボーンブロス活用レシピ一覧

ボーンブロスには天然のうまみ成分であるアミノ酸「グルタミン」が豊富に含まれており、肉や魚、野菜を煮込んで塩などのシンプルな味付けをすれば本格的なスープ・鍋料理ができあがります。
Rich Soupのボーンブロスを活用したレシピを多数ご紹介しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。