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プロテインを飲むのは何歳から?子供に飲ませる適切なタイミング

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こんにちは!プロテインはもっぱらチョコ味が好きなソンドです。
私自身20年以上トレーニングをしておりプロテインとも長く付き合っています。野球をしている中学生の息子もおり、どう身体を大きくしていくか、どうタンパク質を摂取させるか日々意識しています。
お子様がいて特にスポーツをされている場合は、プロテインを何歳から飲ませて良いのか迷っている方も多いと思います。
そこでこちらの記事では、プロテインは何歳から飲み始めるのがベストなのかについてご紹介したいと思います。

目次

  1. プロテインとは?
  2. 人間は1日何gのタンパク質を摂取すれば良いのか
  3. タンパク質は身長を伸ばすのに最も大切な栄養素
    1. 高タンパクな理想の朝食
  4. プロテインを飲み始める適切な年齢は
  5. 子どもの成長におすすめしたい「ボーンブロス」
  6. まとめ

プロテインとは?

プロテイン(protain)とは英語で「タンパク質」のことを言います。ギリシャ語の「最も大切、第一の」という意味のprōteîosという言葉が語源とされています。
その語源の通り、人間の身体の筋肉はもちろん、骨や関節、内臓や血管、皮膚や毛髪、血液、ホルモンの一部など、全てタンパク質からできています。
人間は生きていくために食事からタンパク質を摂らなければなりません。

人間は1日何gのタンパク質を摂取すれば良いのか

厚生労働省が策定する食事摂取基準(2015年版)によると、1日のタンパク質の推奨量は18歳以上の男性で60g、女性で50gとなってます。しかしこれはあくまで平均であり、人によって身体の大きさも活動レベルも異なるため摂取量も異なります。あくまで平均として、体重×タンパク質1gが基準摂取量と言われています。

タンパク質は身長を伸ばすのに最も大切な栄養素

身長を伸ばすのに最も大切な栄養素がタンパク質です。
タンパク質は肉や卵、大豆、乳製品の他にも小麦や米にも含まれています。肉、卵、大豆、乳製品などに含まれる優れたタンパク質を高タンパクと考え、主食である米、小麦粉などに含まれる貧弱なタンパク質を低タンパクと考えます。
もちろん貧弱な低タンパクより、優れている高タンパクを摂りたいです。
高身長で知られるオランダでは、食事の際に主食である低タンパクの2.65倍もの高タンパクを摂っているとされています。

高タンパクな理想の朝食

朝食として理想的なのは「納豆卵かけご飯」です
ご飯1杯のタンパク質を4gとして、
納豆 8.3g
卵 6.2g
味噌汁 2g
このように低タンパク4gに対して高タンパク16.5gが摂れます。このようなバランスが理想的です。
朝からタンパク質を20g摂取でき、体重60kgの男性なら1日に必要なタンパク質の1/3を朝食から摂ることができます。

しかし朝からこのような食事をしてる時間や、準備するお母さんは大変ですよね。トーストと牛乳といった朝食になりがちです。
しかし朝食をしっかりと摂らない子どもほど炭水化物の摂りすぎになりやすく、肥満になる傾向があります。
お昼ご飯は学校給食だとして、ここでも毎日バランスの良い高タンパクを中心とした食事を摂ることは難しいです。
そうなると晩ご飯でしっかりと高タンパク質を中心とした献立が必要になりますが、忙しい日々の中バランスの良い献立を毎日準備するのはとても大変です。
そんな時にプロテインはとても便利です。プロテインはあくまで補助食品であって、薬ではないので身体に害はありません。菓子パンやカップ麺を食べさせる方がよっぽど害があります。
人間にとって子どもの頃に摂る食事はとても大事です。人間の身長は栄養と睡眠で決まります。遺伝ももちろん大きく関係しますが、栄養と睡眠次第では遺伝身長よりも8〜9cm前後すると言われています。

※遺伝身長の計算式
【男の子の場合】
(父親の身長+母親の身長+13)/2(±9cm)
【女の子の場合】
(父親の身長+母親の身長-13)/2(±8cm)

プロテインを飲み始める適切な年齢は

以上より、プロテインは何歳から飲んでも問題ありません。大切なのは毎日の食生活に十分タンパク質が足りているかが重要です。
ただしタンパク質ばかりをたくさん摂取すれば良いのかと言うと、もちろん違います。健康を維持しながら身体を大きく育てるには、他の栄養素も併せて摂ることが重要です。
・ビタミンC:タンパク質と合成をサポートします。ブロッコリーなど緑色野菜の多く含まれます。
・ビタミンB群:タンパク質、糖質、脂質の吸収をサポートします。代表的なのがにんにくです。スタミナ料理には欠かせない食材ですね。
・ビタミンD:タンパク質とともに筋肉の合成に関わっています。代表的な食材はキノコ類です。マリオがキノコを食べて大きくなるのはここからきているのかもしれませんね(笑) カルシウムは骨の成分として知られていますが、タンパク質は骨の原料でもあるので合わせて摂ることが必要です。
・亜鉛(鉄分):筋肉の維持、成長を助けるホルモンに必要な栄養素です。とりわけ日本人の食生活からは不足しがちで、レバーや生牡蠣から摂ることができます。卵の黄身にも含まれています。
・糖質:お米は筋力アップのため適度に摂りましょう。

もちろんプロテインを摂らずに愛情いっぱいの料理で美味しく、楽しく豊富な栄養素を摂ることが最も大切です。
そんな愛情たっぷりの高タンパク料理を作るのにおすすめしたいのが「ボーンブロス」です。

子どもの成長におすすめしたい「ボーンブロス」

牛や豚、鶏、魚などの骨を煮込んで作るスープのことを「ボーンブロス」といいます。
ボーンブロスには身体にとって必要不可欠な様々なアミノ酸が豊富に含まれ、旨味となる成分も豊富に溶け込んでいます。
このボーンブロスを使ってお肉や野菜をふんだんに入れた料理を作れば、簡単に美味しく栄養価の高い食事が摂れます。

また成長期の子どもに欠かせないのが質の高い睡眠です。良く食べること、適度な運動をすること、そして良く寝ることで身長は伸びます。
ボーンブロスに含まれるアミノ酸には身体の成長に関わる様々な効能があります。

①「グリシン」は睡眠リズムを整え、心地よく深い睡眠への効果があり、睡眠中の成長ホルモンの分泌に効果的です。
②「グルタミン」には腸粘膜を修復し、腸内環境を整えてくれる効果があります。疲労回復効果をを期待することができ、アミノ酸の吸収を高めてくれます。
③「グリシン」「プロリン」はコラーゲンを構築する主な成分であり、成長期の骨や腱を内側からサポートしてくれます。

このようにボーンブロスを飲む事で睡眠の質を高め、身体の回復効果を高めてくれます。

まとめ

  1. 身体の成長に必要な栄養素は「タンパク質」
  2. プロテインは子どもが飲んでも効果であるが、食事で十分にタンパク質を取れていれば飲む必要はない
  3. タンパク質の吸収を良くするには一緒にたくさんの野菜と果物を取ると効果的
  4. ボーンブロスを使うとお肉と野菜を簡単に美味しく調理でき、効果的に栄養価の高い食事が摂れる
  5. ボーンブロスに豊富に含まれる「グリシン」が成長期に最も必要な睡眠の質を上げる