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グルテンフリーとは?小麦粉が腸に及ぼす影響とボーンブロスで始めるヘルシー食生活

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こんにちは!2024からグルテンフリー生活を始めたソンドです。
5月になり花粉も落ち着き、気候も良く過ごしやすい日々が続きますね。私は毎年3〜4月は花粉症がひどく、春がくるのが毎年本当に憂鬱でした。
それが今年はほとんど花粉症の症状が出ずに春を迎えることができたのです。
ステロイド注射を打ったわけでもなく、民間療法を取り入れたわけでもなく、手術をしたわけでもありません。
では何をしたのか、私は「食生活」を変えたのです。私自身子どももいるので、普段から食事管理には気を遣っており、栄養に関する情報や知識には常にアンテナを張っておりました。
そんななか出会った一冊の本を読み、私は食事の中で「小麦粉」を一切取らないようにしたのです。
そう、「グルテンフリー生活」を始めたのです。

目次

  1. グルテンフリーとは?
    1. グルテンとは?
    2. グルテンを摂取する危険性やデメリット
    3. グルテンは人間の腸に悪影響を及ぼす
    4. グルテンフリー生活を始めて体験した効果
  2. グルテンフリーのうどんが食べられるお店「絵空事」
  3. グルテンフリーの効果を後押しするスープ「ボーンブロス」
    1. ボーンブロスとは?
  4. グルテンフリーについて書かれた書籍
  5. ボーンブロスを活用したレシピ一覧

グルテンフリーとは?

グルテンフリー(gluten free)とは、グルテンを含む料理や食品を摂取しない食事スタイルのことです。
健康志向の高い人たちから注目を集めているグルテンフリー。この言葉を耳にしたことがある人も多いと思います。
近年では有名アスリートも生活に取り入れて実績を残しており、各界から注目されています。

グルテンとは?

グルテン(gluten)とは「小麦粉」のことです。
厳密にいうと小麦粉に含まれる「グルテニン」と「グリアジン」という2種類のタンパク質が、水を加えてこねることで絡み合ってできる成分を「グルテン」と言います。
グルテンを食品に加えることで弾力や粘り気を出し、もちもちとした食感やなめらかな食感を生み出してくれます。
小麦粉には「強力粉」「中力粉」「薄力粉」とありますが、これはタンパク質の含有量が多い順に呼び名が変わっており、強力粉に一番グルテンが含まれていると言えます。
パンや麺、スイーツ、揚げ物の衣、醤油、ビールなど、私たちの生活にグルテンはとても身近な存在です。

グルテンを摂取する危険性やデメリット

健康や美容の雑誌などを読むと最近よく目にする「リーキーガット」という言葉。「リーキー」は”もれる”、「ガット」は”腸”を意味しており、「腸もれ」を意味する言葉です。
「腸もれ」とは腸粘膜の細胞が傷ついて炎症を起こし、その細胞に隙間ができることで腸壁に穴が空いたような症状が起こることを指します。
腸もれが起こると免疫力が低下して感染症になりやすくなったり、様々な不調やアレルギーの原因になるのです。
この腸もれを引き起こす原因として代表的なのが「グルテン」です。

グルテンは人間の腸に悪影響を及ぼす

グルテンは消化されにくい成分のため、腸内に異物となって蓄積されてしまい、その結果腸内環境を悪化させ腸もれの原因となってしまうのです。
小麦粉が皮膚についたときに擦ってもなかなか取れませんよね。それと同じように小麦粉は腸粘膜に張り付いてしまうのです。
その結果食事により摂取した栄養を吸収する大切な器官である”腸”に悪影響をもたらし、免疫機能や身体の成長に悪影響をもたらすのです。
グルテンには料理や食品の食感を豊かにし美味しくするという効果がありますが、身体に悪影響をもたらす成分でもあり、中毒性も強いのです。
また、最近の小麦粉はパンや麺を美味しくするための品種改良がすすみ、本来の小麦粉よりもグルテンが40倍にも増えたとも言われています。

グルテンフリー生活を始めて体験した効果

グルテンフリーに関する本を読みながら私自身グルテンの危険性を知り、食事の中からグルテン(小麦粉)を摂取することを一切やめることにしました。
私の家庭にはスポーツをしている中学生の息子がいるので、思い切って家族みんなでグルテンフリー生活を送る決意をしました。学校の給食の献立表を見て、小麦粉が使われているメニューの日は弁当を持たせてます。
2024年の初めから始めたのですが、驚くことに私自身毎年春にやってくる花粉症の症状がほぼなく、妻は生理痛の症状もとても楽になったと言っています。
また太りやすい体質の息子が、どんどんスリムになってきました。身体の調子も良いらしく、以前にもましてトレーニングに励むようになりました。グルテンフリー生活ではパンや麺、揚げ物を食べないので、私も自然と体重が落ちてきています。

グルテンフリーのうどんが食べられるお店「絵空事」

グルテンフリー生活を始めると食べられなくなる「麺」。麺料理を普段から食べている方も多いと思います。
私もグルテンフリー生活を始めたことで、グルテンフリーで食べられるものをよくリサーチしているのですが、そんな中出会ったのが東京原宿にある「絵空事」というお店です。
2023年6月にオープンしたこちらのお店は「玄米うどん」によりグルテンフリーのうどんを開発しており、元ラグビー選手の清宮克幸さんが代表を務める株式会社ドットピースが運営されているようです。
東京原宿にお越しの際はぜひ立ち寄ってみてください。

「絵空事 立食い玄米おうどん」公式インスタグラム

グルテンフリーの効果を後押しするスープ「ボーンブロス」

これまでご説明したように、グルテンは腸内環境に悪影響を及ぼし炎症を起こすことで、健康面にあらゆる悪影響をもたらします。
逆に言えば腸内環境を整えることにより快適で健康的な生活を送ることができるのです。そんな腸を癒やしてくれるスープが「ボーンブロス」です。

ボーンブロスとは?

ボーンブロスとは、牛や豚、鶏、魚などの骨を煮込んで作られるスープのことをいいます。
ボーンブロスには骨から溶け込んだ旨味と栄養が豊富で、健康志向の高い人たちの間で話題のスープです。
中でもボーンブロスに豊富に含まれる「グルタミン」というアミノ酸は、腸粘膜を修復するはたらきがあります。
また、ボーンブロスにはタンパク質がアミノ酸レベルで溶け出していますので、腸に負担を与えることなく、ラクに栄養を吸収することができます。
その他にもボーンブロスには身体を癒すのに必要な「グリシン」「プロリン」といったアミノ酸が豊富に含まれていますので、ビタミンや食物繊維が豊富な野菜をボーンブロスで煮込めば、より効果的に腸内環境を改善することができます。

パンや麺、ピザやケーキ、お菓子など小麦粉を使った食べ物は魅力的で誘惑も多く、一切摂らないのはとても大変です。
そしてこれらを摂らずに食生活を送るのはけっこう大変です。そんなときに活躍するのがボーンブロスです。
ボーンブロスでお肉や野菜と煮込むだけで、健康的に美味しくタンパク質やビタミンをバランスよく摂ることができます
グルテンフリーで腸内環境の悪化を防ぐとともに、ボーンブロスで腸を癒し腸内環境を整えることで、より効果的に健康的で快適な生活を送っていけるのです。

グルテンフリーについて書かれた書籍

私がグルテンフリー生活を始めたのは、「自然食品F&F」というお店のレジに「ジョコビッチの生まれ変わる食事、あなたの人生を激変させる14日間プログラム」という本が置いてあったことがきっかけです。プロテニスプレイヤーの本がなぜ食品のお店に置いてあるのか気になって手に取ってみました。
こちらの本は、世界的に有名なテニスプレイヤー・ジョコビッチには実力があるのに大舞台で結果を残せないでいた若い頃、ある医師がジョコビッチにグルテンフリーを進めたことで劇的に体調が良くなり、その後目覚ましい活躍をすることになったという内容のものでした。
その後グルテンフリーについて気になり何冊か本を読みましたが、本間良子先生の「長生きしたけりゃ 小麦は食べるな」という本は強烈なインパクトでした。

ボーンブロスを活用したレシピ一覧

ボーンブロスには天然のうまみ成分であるアミノ酸「グルタミン」が豊富に含まれており、肉や魚、野菜を煮込んで塩などのシンプルな味付けをすれば本格的なスープ・鍋料理ができあがります。
Rich Soupのボーンブロスを活用したレシピを多数ご紹介しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。