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プロテインとアミノ酸にはどんな関係が?アミノ酸が豊富なスープもご紹介

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こんにちは!毎晩パリオリンピック2024を観て寝不足のソンドです。
オリンピックを観ていて思うのですが、以前に比べて日本人選手のフィジカルがとても強くなったと思います。
また男子テニスでジョコビッチ選手が37歳にして21歳のアルカラス選手に勝って金メダルを獲得したのにはとても感動しました。
ジョコビッチ選手がグルテンフリーの食生活をしている話を知り私ももジョコビッチ選手の本を読み、我が家でも家族でグルテンフリーを実践しています。
トレーニングの成果を最大限発揮するには「食事」と「睡眠」がとても大切で、日本人選手も子どもの頃からトレーニングや食事、睡眠の質を高めてきたからこそ、フィジカルでも世界と戦っていける強さを手にすることができたのでしょう。

昨今「アミノ酸(BCAA)配合のプロテイン」といったものをよく見ますが、プロテインとアミノ酸にはどのような関係があるのでしょうか?こちらの記事でご紹介いたします。

目次

  1. “プロテイン”と”アミノ酸”の違い
    1. 必須アミノ酸(9種類)
    2. 非必須アミノ酸(11種類)
  2. 食事(栄養)や睡眠がパフォーマンスを変える
  3. 食事からアミノ酸を摂取するには?
  4. ボーンブロスとは?
  5. ボーンブロスを活用したレシピ

“プロテイン”と”アミノ酸”の違い

プロテインとは「タンパク質」の摂取を目的とした製品になります。プロテインや食事からタンパク質を摂ると体内で分解され、「アミノ酸」として吸収されます。
アミノ酸は、タンパク質を構成する最小単位です。アミノ酸とプロテインの最大の違いは、摂取したときの吸収スピードです。
「プロテイン=タンパク質」のためアミノ酸ももちろん含まれているのですが、アミノ酸レベルで摂取できることでより吸収が高まるということです。
アミノ酸には全20種類があり、どれか1つでも欠けるとタンパク質を合成することはできません。
また、アミノ酸は体内で合成できる「非必須アミノ酸(11種類)」と、体内で合成できない「必須アミノ酸(9種類)」に分けられます。
全20種類のアミノ酸はそれぞれ異なる働きをもちます。必須アミノ酸、非必須アミノ酸に分けて、それぞれの代表的な役割を解説します。

必須アミノ酸(9種類)

  • バリン:筋肉の強化に効果的なアミノ酸。肝臓の働きをサポートする。
  • ロイシン:筋タンパク合成を促し、食欲をコントロールするアミノ酸。肥満改善におすすめ。
  • イソロイシン:血糖値コントロールし成長を促進し神経機能をサポートする他、肝臓の機能強化、血管拡張作用、筋肉強化、疲労回復をサポートするアミノ酸。
  • メチオニン:髪の毛の健康を保つアミノ酸。
  • フェニルアラニン:精神を安定させる効果があるアミノ酸。
  • トリプトファン:感情のコントロールをするセロトニンの材料となるアミノ酸。鬱の改善に効果的。
  • ヒスチジン:脂肪燃焼に欠かせないアミノ酸。
  • スレオニン:脂肪の蓄積をさせないアミノ酸。
  • リジン:体の成長や組織修復に関わるアミノ酸。

非必須アミノ酸(11種類)

  • アラニン:長時間の運動で活躍するアミノ酸。アルコール分解にも必要な成分。
  • グルタミン:疲労回復や肝臓・胃腸を元気にするアミノ酸。
  • アルギニン:成長期に欠かせないアミノ酸。血圧を下げ、筋力アップの働きがある。
  • グルタミン酸:頭の良くなるアミノ酸。うまみ成分としても知られる。
  • アスパラギン酸:筋肉の疲労回復効果があるアミノ酸。
  • アスパラギン:運動の持久力を高めるアミノ酸。
  • シスチン:美肌をサポートするアミノ酸。皮膚や体の炎症を抑える。
  • プロリン:コラーゲンの主な材料でシミやシワを防いだり、関節痛を緩和するアミノ酸。
  • グリシン:睡眠改善効果のあるアミノ酸、コラーゲンの主な材料で骨や関節などを維持するのに欠かせないアミノ酸。
  • セリン:脳の働きをサポートするほか、皮膚の健康を守るアミノ酸。
  • チロシン:精神疲労に効くアミノ酸。

以上の20種類のアミノ酸の融合で身体の組織はできているのです。

例えば、筋肉トレーニングをする際にバリン・ロイシン・イソロイシンで構成される「BCAA」を飲んだ後にトレーニングをすると筋肉の回復を早める効果があるとされてます。このように生活スタイルに合わせてうまく利用できるといいですね。

食事(栄養)や睡眠がパフォーマンスを変える

NO.1アスリートを育てたカリスマトレーナーが教える 世界最高のフィジカル・マネジメント 誰もが健全なカラダに生まれ変わる3つのメソッド – 中村豊
こちらの本に書かれていたのですが、錦織圭選手はトレーニングの効果を最大限発揮するために早くからプロテインを飲んでいたそうです。
子どもの頃から食事と睡眠がいかに重要かを理解することが大事ですね。そしてアスリートでなくても、食事と睡眠は健康的に成長する上でとても大切です。
しかし忙しい毎日の中で理想的な食事と睡眠を確保し維持するのは容易ではありません。そこでプロテインやサプリメントを使うのはとても合理的なことです。
ただ世の中にはあまりにも多くの商品があるので、しっかりと理解した上で自分に合った商品を探す必要があります。

食事からアミノ酸を摂取するには?

全20種類のアミノ酸は基本的には動物性タンパク質に多く含まれていますが、野菜や果実も一緒に摂る事で効率よく吸収できます。
また、塊肉よりもひき肉、ひき肉よりもスープとして煮出すことでより吸収がしやすくなります。
そこでおすすめしたいのが、今健康志向の高い人たちの間で話題のヘルシースープ「ボーンブロス」。お肉や野菜をボーンブロススープで一緒に煮込むことで更に吸収力が増します。

ボーンブロスとは?

牛や豚、鶏、魚などの骨を煮込んで作られるスープのことを「ボーンブロス」といいます。
ボーンブロススープには20種類のアミノ酸が豊富に含まれており、タンパク質がアミノ酸レベルに溶け出しているため効果的に栄養を吸収できます。
ボーンブロススープに多く含まれるアミノ酸には美容や腸活に対して効果が高く、またうまみ成分となるグルタミンも多く含まれています。
このボーンブロスを使ってお肉や野菜をふんだんに入れた鍋にすれば、簡単に美味しく栄養価の高い食事が摂れます。

ボーンブロスを活用したレシピ

ボーンブロスには旨味が豊富に溶け込んでいるため、料理のベースに活用することで簡単に本格的な料理に仕上がります。
ボーンブロスを活用したレシピを多数ご紹介しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。